喜多原 歓喜地

2020年8月25日

#1  合気と気功は「一つ」にするもの

最終更新: 2020年12月13日

合気と気功は「一つ」になるための具体的な技術です。

チームと「一つ」になる、道具と「一つ」になる、環境と「一つ」になる、自然と「一つ」になるなど、「一つ」の大切さは様々な場面で使われますね。

友人や恋人、家族はお互い分かち合い、助け合って生きていく「一つ」の関係です。

使い慣れた工具や道具や楽器は自分の体と「一体」になり、熟練の職人さんや料理人、音楽家たちはそれらを自分の手足の如く使います。

長年住みなれた家や故郷、母校や馴染みの店は、もはや自分の人生の「一部」でしょう。

ワールドカップやオリンピックで自国選手が金メダルを取ったときは国全体が「一つ」の喜びを感じます。

人は「一つ」になれた時、大きな幸福感や安心感、安定感を感じます。

逆に「二つ」に分けてしまった時、人はとても不安になり、怒りや悲しみに苛まれます。

損得、正邪、上下、貧富、明暗、合否、勝敗、美醜…。

物事の全てはプラスとマイナス、陰と陽の両面で成り立っています。しかしそれはあくまで「自分の視点からの見方」に過ぎず、本来は表裏一体となっているものです。

合気と気功は、全ては本来「一つ」であること気づき、認識するための具体的な技術です。

合気は身体的に「一つ」になる技術、

気功は精神的に「一つ」となる技術です。

この技術を身につけることで、あらゆる場面でも物事を分けず、比べず、競うことなく、安心と安定の日々を送ることができます。

さあ、今日も元気に頑張りましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

良い1日を!

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