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ー合気と気功と智慧の学舎ー

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執筆者の写真喜多原 歓喜地

#10 体内の気の通り道「経絡」

更新日:2020年12月13日

気が通っているとき、身体感覚はとてもスムーズで軽く、安定していて、それでいて力は漲っています。意識も研ぎ澄まされていながらも、精神的にはとてもリラックスしてます。心は前向きになり、大丈夫だという安心感に包まれます。


このような感覚になれたら「気が開通した」と考えてよいでしょう。

もちろん、初歩のレベルから達人級の状態まで、段階がありますから一概に同じ状態とはいえませんが、それでも概ね少しでも上記の心地になればまずは良いと思います。


気を捉える上で欠かせない知識として「経絡」があります。

これは東洋医学が長年の経験と研究から導き出された「気の通り道」です。

「通り道」といっても解剖学的に何か組織や器官があるわけではありません。

しかし気の開通が熟達してくると「経絡」が通っている感覚も少しずつ分かってきます。

というより「意識」が「経絡」を通ることにより「経絡」を認識することができます。


「経絡を意識する」ことで少しずつ全身の経絡が繋がっていきます。短期間で行うことは難しいですが、毎日少しずつ意識することで、確実に認識が鮮明になっていきます。

逆に気の通りが悪い時は、この経絡がなんらかの原因で詰まっている時です。高速道路で言うところの渋滞です。


站椿功をはじめとする気功法を行っていると、経絡が詰まっているところが分かってきます。その場合その詰まっているところに意識を置いて気を流すことで、経絡が通るようになるのです。気功の初歩は全身に気を流すため、経絡の流れを滞らせないことがとても大切です。(続く)

経絡についての解説書です。初心者にも非常にわかりやすい一冊です。



最後まで読んでいただき感謝です。

本日も皆様が良い一日でありますよう。グッドラック!

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