「気」はあらゆるものから発しております。
「気」の性質の中に「情報」という要素も含まれているので、生物だけでなく、様々なモノ(物質)からも気は常に放たれています。特に「本」はそれを書いた人の様々な思いが込められているので、それこそ本によって様々な「気」を放っています。
現代ではネットで本を簡単に購入できる時代ですが、私は本屋さんをブラブラ歩いて本を眺めるのが好きです。特に何か買う目的でもなく眺めているのですが、大抵1,2冊くらいは毎回気になる本と出会います。「気になる本」ということは「本が『気』となって感じている」ということなのでしょう。もちろん本屋さんや出版社のマーケティングとして、興味をそそる表紙やタイトル、配置にしているから、という考え方もありますね。
しかし私は、本の「気」に呼ばれたように感じています。
本の「気」はその著者や出版社がどれだけその本に力を注いだかに比例します。
なぜならその本の出版に携わった人たちの想いが「気」となってその本に込められるからです。強力な「気」を感じる本は、その著者がまさに命を削って書いたでのはないかと思える迫力があり、中にある一つ一つの字も生き生きとした主張や生命を感じます。
しかし、それら本から放つ「気」は全てが人を幸せにする「陽の気」ばかりではありません。痛烈な批判を訴えたものや、著者のエゴや恨みなどを綴った本は強烈な「陰の気」を感じます。そのような本に会った時は、手に取るのもはばかられるようなおぞましさを感じる場合もあります。
「気」の本質は常に「陰陽関係」で成り立っていますから、当然数多くの本を取り扱っている本屋さんは、様々な「気」が渦巻いている場所でもあります。特に大型書店ではコーナーやフロアによって雰囲気が全く違いますね。そうした様々な「気」を感じられるという意味でも、本屋さんをブラブラ歩くのは大好きです。
本の話題のついでに、私がいつも手元に置いている本を2冊紹介します。
どちらの本も息詰まった今の時代を前向きに生きるための叡智とエネルギーに溢れた本です。ぜひご一読ください!
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。
食べ物と同様、情報もいい「気」を放つものを吸収してください。グッドラック!
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