ー合気と気功と智慧の学舎ー

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#20 論理思考と直観

最終更新: 2020年12月13日

気功も武術も究極的な奥義は「思考のコントロール」です。

意外だと思われる人もいるかもしれませんが、これを完全にマスターすれば全ての問題は解決します。なぜなら「思考が世界を作っている」からです。


脳の働きには二種類のアプローチがあります。すなわち論理思考と直観です。

専門外なので詳しくはないですが、解剖学的には脳の使用する部位が違うようですね。論理思考は比較的進化の新しい部位である前頭前野や大脳皮質で処理されているようです。よく考えすぎるとおでこの奥が痛い、重いと感じる部位でもあり、老化すると認知症になる原因もこの部位の劣化によるもののようです。ストレスに弱いのも特徴です。

それに比べて直観は原始生物時代からあった脳の中枢部である視床下部や辺縁系が処理しているようです。もともと太古からある部位であるためタフであり、普段は無意識に使われるようです。


気功の考え方は常に陰陽関係なので、論理思考と直観のどちらがいいかという話ではなく、相互がバランスよく協力関係にあることが理想です。

しかし現代社会は論理思考に偏りがちなようにも見えます。

この理由は一概には言えませんが、やはり日常の中でも多くのウエイトを占める様々な仕事や業務はビジネスとして利益を出す、あるいはなんらかの成果を出す、ということを目標としています。そうした目標のためには必然的に効率化や合理化が重視され、そのためには論理思考が多く使用されることになります。


気功や合気を行っている時は、直観が極めて優位に働いています。これは自らの経験則でも間違いないと言えますが、頭の中は静かで冷静で、かついつでも瞬間的に行動できるような臨戦体制でもあり、それでいてゆったりリラックスしている感じです。いわゆる副交感神経が優位に働いている状態ですね。なので気功や合気の練習中は他の全てのことを忘れて完全にストレスフリーです。


先に書いたように、思考もバランスがとても大切です。

そういう意味でも、論理思考の多い現代においては、気功や合気を身に付ける意義は大いにあるのではないかと思っております。




今日も最後まで読んでいただき感謝です。

何事もバランスを大切にして、楽しく健康的な時間を過ごしましょう。グッドラック!

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