ー合気と気功と智慧の学舎ー

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#22 気の同調と調律

最終更新: 2020年12月13日

「合気」は読んで字の如く「気が合う」と書きます。

よく「あの人とは気が合う」とか「波長が合う」とか言いますね。

まさにこの通りで、「気」は発する人や物それぞれの固有の波長(振動数)を持っています。自分に近い「気」の波長のそばに行くとなんとなく心地よく、自然体でいられます。

逆に自分の「気」の波長とはリズムが全然違う時には、理由なく身構えたり緊張したりします。それは場所でも同じで、初めていく街やお店でも、とてもリラックスできる空間もあれば、なんとなく落ち着かずに居心地が悪い場所もあります。

こうした感覚はほぼ全ての方が体験的に分かっていただけると思いますが、こうした感覚こそ「気を読む」ということです。


また、ある人と一緒にいたり、ある場所に行くと元気が出る、なんてこともありますね。これは気功の考え方では自らの「気」の波長を増幅したり共鳴したりしているからです。オーケストラで例えると、様々な楽器とハーモニーを生み出して素敵なメロディーが生まれているということですね。

反対に一緒にいると疲れる人や場所は「気」の波長がぶつかり合って、気を消耗している状態です。まさに「気を遣っている」ということです。調の合ってない楽器が不協和音を生み出しているようなものです。非常に心地悪いですね。


このように自分の「気」は良くも悪くも身の回りの「気」から常に影響を受けています。

だからこそ、身の回りの「気」には注意が必要です。

それを個人は「気を付ける」とか「気を配る」と言ったりしたのです。特に良くない「気」がそばにあるときは「気配を消す」必要があります。


それでも生活の中で辛いことや嫌なことは避けては通れません。その時自分の「気」の波長はどうしても減少し、乱れてしまいます。そういう時は正しく力強い「気」の流れを受けて自分の波長を「増幅・調律」する必要があります。

一番いいのは「早朝の生き生きとした自然の中」に身を置くことです。大自然の「気」こそ最も正しい調で刻まれており、特に朝は一番新鮮で良いとされています。気持ちの良い公園を散歩したり、朝日や美し景色を見ることで、自分の「気」は増幅され、正しく調律されます。

また神社仏閣などに代表とされる「パワースポット」は「気」の増幅・調律の場所でもあります。近年パワースポット巡りはとても人気のようですが、古来からパワーのある場所からは「元気」をもらえるということを感覚的に知っていたのでしょう。

さらには美しい芸術や音楽に触れることもお勧めします。古今東西で評価され愛されている芸術は必ず人を元気に幸せにする「気」を放っております。だからこそ人はそうした作品に触れたいと思うのです。


以上のことを頭の片隅に置きながら生活していると、少しずつ様々な「気」に敏感になってきます。その「気」のセンサーの感度を高め、調律をコントロールすることこそ「気功」の本質的な部分だと思っています。




今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

いよいよ明日から12月「師走」ですね。年の瀬ですが焦らず落ち着いた心でいきましょう。グッドラック!

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