ー合気と気功と智慧の学舎ー

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#30 気功は現実を自在に変える技術

本日は大晦日ということで、「秘伝」とされる内容を記したいと思います。

「気功」の効能について、健康や人間関係、社会生活などの改善や向上という観点からこれまで述べてきました。しかし、気功の真の効果はこの程度のものではありません。

「気功」の真の意義、それは「現実を自在に変える」ということなのです。

こんなことを書くと「胡散臭い」と思われる人がほとんどでしょう。しかし4000年とも言われる気功の歴史が現代まで脈々と続いてきた理由は、その恩恵が絶大であるからなのです。故に気功術は「奥義」として一子相伝の形で伝承され、世間からは「秘伝」として隠されてきました。なぜなら、生半可な理解や悪意に基づく実践は、極めて危険なことにも繋がるからです。

そのように細心の注意を込めて伝承された「気功」の秘伝こそ「現実を自在に変えられる」ことなのです。では、なぜ気功によって「現実を変えることができる」のでしょうか。

それは「思考が現実を作っている」からです。

そう言われて「ピン」ときた方もいれば、「?」が浮かんだ方もいるでしょう。

ちょっと説明するために例え話をします。

車を運転している時、私は車が好きなので、周りに走っている車が気になります。特にフェラーリやランボルギーニなどの高級車が通った時は一瞬で目を奪われます。しかし隣に乗っている奥さんは車に何の興味も持っていないので、高級車が通ろうと全く気づきません。逆に花や樹木に興味があるため、街路樹や咲いている花にすぐに気づきます。私は植物に興味がないので全く気づきません。

同じ車に乗って同じ風景を見ているのにも関わらず、見ている現実は「違う」。

つまり人間にとって、自分が認識しているものが「現実」だということです。

これが「思考が現実を作っている」という意味です。

お金に興味があれば、お金を通した「現実」を見る。

健康に興味があれば、健康を通した「現実」を見る。

政治に興味があれば、政治を通した「現実」を見る。

そして何を通して見ているかは、その人の深層心理にある「無意識の思考」が決めているのです。このように人の数だけ「現実」があります。

逆の言い方をすれば「真の現実」というものは存在しません。これを仏教哲学では「空(くう)」と言います。誰もが一度は聞いたことがある「般若心経」はこの「空」を説明しているお経で、「全ての現実は思考が作っている」というのがその内容なのです。

ということは「思考」を変えれば「現実」も変わる、ということになります。

例えるなら「現実」を「テレビ番組」と捉えると「思考」は「チャンネル」の関係です。

思考というチャンネルを変えることで、目の前の「現実」が変わるのです。

しかし「思考」を変えるといっても、意図的に「今ちょっと考えを変えてみた」程度では何も変わりません。大切なのは「無意識の領域にある思考」を変えることなのです。

深い潜在意識の中にある「思考」を変えることで、はじめて「現実」を変えることができるのです。

そしてその「無意識の領域にある思考」をコントロールする技術こそ「気功」の核心であり真髄なのです。

ここで、このことを深く理解していた聖人である「マザー・テレサ」の言葉を紹介します。

 思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。

 言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。

 行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。

 習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。

 性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

 マザー・テレサ

この通り、「マザー・テレサ」は「思考が現実になる」ということを知っていました。

同じくビートルズの「ジョン・レノン」も名曲「Imagine」の中で同じことを伝えています。

現代では、気功が生まれた数千年前に比べて格段に快適な生活、溢れるほどの娯楽、便利な道具や発達した医療に囲まれています。ですが、その現代に住む人間が数千年前の人間に比べて幸せそうかと言われると、その判断は難しいのではないでしょうか。

結局「幸せ」も「不幸」も「思考」が生み出した「現実」です。

どちらの「現実」を選ぶかも、自分の「思考」が決めます。

2020年も今日で終わりです。コロナウイルスによってこれまでとは異なる生活を強いられることになりましたが、コロナウイルスの蔓延した現実をどう見るかも自分の思考が決めます。

辛い思いをした人もいれば、逆に経済的に潤ってラッキーだった人、これまでの生活を見直してみた人、大切なことに気づいた人など、その現実は無限にあります。

しかしどうせ見るなら「ステキな現実」をみた方がいい人生なのではないでしょうか。

そのための具体的な方法、古の叡智の結晶である「気功」を少しでも多くの方にお伝えできればと思っております。

本日も最後まで読んでいただき誠に有難うございます。

来年も皆様にとって幸ある一年になることを心よりお祈りしております。

良いお年をお迎えください。

陰陽合一、合掌。

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