先日、シューズについて書きましたが、今回は素足の足の裏についてです。
正しく気が通り、大地との繋がりが生まれると、足の裏がタコの吸盤になったような、地面との一体感が生まれます。というより大地との摩擦や抵抗がないと言ったほうが近いでしょうか。とにかく、これまでにない不思議な安定感と一体感が生まれます。
足の裏の中心には「湧泉」という非常に大切な経穴(ツボ)があります。ここは経絡でいうと「少陰腎経」と呼ばれる腎臓に関するツボでもありますが、読んで字の如く「湧泉」は大地からの「気」が泉の如く体に湧き上がってくる大切な箇所です。この「湧泉」が塞がっていると、大地の「気」が入ってこないばかりでなく、体内の古い汚れた「邪気」も外に出なくなります。足がむくんだり、硬く重くなるのは、この「湧泉」に繋がる「少陰腎経」が滞っていることが原因です。
「湧泉」をはじめ足裏には多くの経絡の出入り口になっています。そのため足裏は常に柔らかくして、「気」が流れている状態にしておくことがとても大切です。よく足裏は「第二の心臓」などと言いますね。まさにその通りです。
足裏は常に人体を支え続けている分、非常に疲労が溜まりやすい箇所です。なので足裏のケアはとても大切です。仕事の合間や風呂を出た後にマッサージすることが効果的です。マッサージといっても5分程度でいいので優しく足裏をほぐしてあげると血流が良くなり気が流れます。その際、掌や指先から「気」を流すイメージで行うとより効果的です。
また特にこれからの季節、冷え性の人はアロマオイルを併用してマッサージすることをお勧めします。アロマオイルは抽出した植物などの「気」を入れられるともに保温効果もあり、またマッサージもしやすくなります。風呂から出た後が一番効果的で、マッサージ後はタオルで軽く拭き取るだけでOKです。
アロマオイルは好みのもので構いませんが、オススメのものを下に紹介します。様々なアロマの種類がありますので気に入ったものでOKです。ぜひお試しください。
本日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
気の流れを感じながら、今日も一日良い日にしましょう!
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